将来に向けた資産形成や毎月のCFを配当や家賃収入によって増加させたいと考えている方は多いでしょう。
こうした目標の達成には”計画力”と”実行力”が必要となります。
これらはどっちが欠けても目標は達成できません。
たまに勘でやって成功してそうな人もいますが、例外です。参考にはなりません。
そのため計画がなければ何をやっていいかわかりませんし、計画があっても実行しなければ意味がありません。
特に計画だけ立派な人は”餅を絵に描くのが上手な人”と言えるでしょう。
餅を描くのが得意な人は多い
目標を立て実行するのは紛れもなく自分です。そして目標とは未来の目指すべき状態です。
つまり、計画を実行するとは自分自身も”未だかつて経験したことの無い中を進んでいく事“になります。
計画を立てた当初は10年後、20年後に夢と希望を持っています。
もちろん急な出費などにも対応した計画になっているので完璧だと思っているはずです。
”このペースで貯金していけば、定年退職後30年は年金も十分にやっていける。”
”このペースで投資していけば、20年後には年間の配当金が100万円になる。”
計画はこうした希望を持たせてくれますが、これはまだ”絵に描いた餅”です。
なぜこれで終わってしまう人が多いのでしょうか?
計画力が不十分
続かない原因は2つあります。
1つ目は計画力です。
計画が原因で断念した場合、次回の計画作成に反省を生かせば、少しはマシな計画ができるでしょう。
”娯楽代が少なくて、結局ストレスが溜まって続かなかった”
”医療費が少な過ぎた”
”子供を新しい塾に入れた”
など、計画が崩れるような因子は数多くあります。
これら突発の出費を見越した計画を作成する必要があります。
実行力が不十分
原因の2つ目は実行力です。
これはモチベーションとも関わってくるため非常に難しいポイントでもあります。
やる気が無ければ目標なんて達成できるはずがありません。
”上司の言う事に従いたくない。”
”もうサラリーマンなんか二度とやりたくない。”
”好きな時に好きなように過ごしたい。”
など負の環境からの脱出が最もモチベーションとしては強いものになります。
これは動物としての本能と関連するためです。
しかし、幸運な事にも誰しもが上記のように負の環境にいるわけではありません。
こうした方々は別の方法で継続した方がいいです。
それは目標達成に向けた自分の行動を何かしら後押ししてもらったり、正当化してもらえたりする場を作る事です。
例えば自分と同じ境遇の”仲間”を作るのが良いです。
Twitterなどで検索すると意外に自分と同じような方々が多いので、目標に向かって行動し、継続していくのが日常的、つまり普通になります。
現実の餅を手に入れよう
以上、計画は重要だが、実行力が無いと結局”絵に描いた餅”で終わってしまうという話をしました。
計画はある程度経験や知識によってブラッシュアップできることもありますが、実行力は自分がやる気を持たないと始まりません。
計画で描いた10年、20年というスパンを走り切れる走力、つまり実行力が人生の成否を決めます。
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