世の中には自分が頑張ってどうにかなるものと、どうにもならないものの2つあります。
例えば試験の点数は自身の勉強、頑張り次第で上げれるでしょう。
しかし天気はどんなに頑張ってもどうにもなりません。雨を晴れに変える事はできないのです。
上記のような極端な例で言えば「そりゃそうだ、わかってるよ」と思うかもしれませんが、日常では多くの方が自分でどうにかなるものとどうにもならないものを混ぜて判断しようとしています。
投資においても同様のことが言えます。
無駄なものに使う時間はもったいない
”無駄なもの”とは”自分でコントロールできないもの”という意味です。
これはなるようにしかならないので、むしろ考えること自体が無駄です。
真に時間を使うべきは”自分でコントロールできるもの”と”コントロールできるのかできないのかの判断”です。
前者は皆さんが想像してた通りです。
重要なのはその前段階の”これはコントロールできるのか?できないのか?”の判断です。
ここをミスしてしまうと自分ではどうにもならないのに時間を使って必死に答えを出そうとしてしまいます。
逆にここが正しく判断ができていれば、自分ではどうにもならないものは全力で無視し、やるべき事に集中できるようになります。
インカムゲインにおいて利回りはコントロールできない
インカムゲイン狙いの株式投資で利回りを追求するのは少しおかしな話です。
ポートフォリオを頑張ったところで配当利回りはせいぜい5%です。
配当金の額は投資先の企業が決める事です。
なので自身の頑張りでどうにかなるものではありません。
もちろん、キャピタルゲイン狙いの投資のように売買益を得ようとするのであれば利回りはコントロールできるものになります。
知恵や資金があればコントロールできるものは増える
自分の計画通りに物事を進めたいならば、当然計画に関する事柄をなるべく多くコントロールできた方が有利です。
物事を突き動かすトリガーを把握できれば、一見自分ではどうにもならなさそうなのに、意図通りにコントロールできるようになります。
そのために必要なのは知恵なのか、お金なのかはケースバイケースですが。
仕手株なども大量の資金によって引き起こすことができるのです。
漫画の話ですが、カイジでも沼編でパチンコの玉を穴に入れるれるためにビルごとを傾けたりしてましたね。(笑)
このようにコントロールできるように工夫ができる事自体がその人の強みと言えるでしょう。
以上より”コントロールできる対象を増やす+コントロール対象をしっかり検討する”事ができれば自然と目標達成も近づいてくるのです。
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