将来に向けた資産形成や毎月のCF増大に向け、継続的な投資は不可欠です。
そのためには投資にまわせるお金を確保する必要があります。
このお金は”収入―支出”が上限となります。
そのため収入を最大化するか、支出を最小化するかの二択になります。
手を付けるべきは出費です。
その中で一番厄介なのは大きな固定費です。
新築マイホームは必要か
固定費の中で最も大きいのは居住費でしょう。
賃貸なら家賃、持ち家なら住宅ローン(+固定資産税)です。
広告でも
「家賃を払うくらいなら同額で住宅ローンを組んで持ち家を買いましょう」
とよく宣伝しています。
これが入り口となり、最終的には新築のマイホームを購入してしまいます。
もちろん 業者の口車に乗ってしまうのもあります。
しかし、根底には
「結婚したら新築のマイホームを買う」
「将来資産になるから30歳までにはマイホームを買う」
という漠然とした先入観があります。
実際に会社の諸先輩方もそのようにしています。
しかし、マイホームと言えどただの”物”です。
新築にこだわる必要はありません。
新築では無く中古にすれば、物件価格も大幅に下げる事ができます。
その分を投資にまわし、生活の自由度が上がります。
もう一度新築が必要かどうか考えてみましょう。
車は必要なのか
家庭ももって給料もそこそこになるとたいていの人は車を買います。
移動手段として車が必要となる場合もありますし、安全面を考えて軽ではなく普通自動車を選ぶのもわかります。
しかし高級外車を新車で買う必要は無いでしょう。
年収が3,000万円あったり、配当金が年1,000万円以上あるなら良いと思います。
しかし年収1,000万円くらいの普通のエリートサラリーマンでは十分な投資額を確保できないでしょう。
普通のエリートサラリーマン程度では見栄を張ると将来苦い思いをすることになるでしょう。
固定費見直し分を投資リターンに換算すると
例えばマイホームにおいて新築では無く中古を選ぶことで、住宅ローンが12万円/月→8万円になるとします。
また車も外車から国産車に変える事で車代、維持費含め2万円安くできたとします。
すると月々6万円、年間で72万円のプラスです。
これを投資で手に入れようとするといくら投資する必要があるでしょうか?
運用利回りを3.5%とすると2,060万円必要です。
家や車を買う前に一度考え、6万円を浮かす事が出来れば市場で2,000万円を通用して配当金をもらっているのと同じ効果があるわけです。
常識に囚われずに一度でも自身でしっかり考える事が出来れば、このように考える事も出来ます。
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